
「切り裂きジャック」といえば、19世紀末のロンドンの大犯罪者です。ロンドンの売春婦を次々と殺戮しました。その切り裂きジャックが誰だったのか、DNA鑑定でわかったそうなんです。
ポーランド出身の男、アーロン・コスミンスキーであることがわかりました。切り裂きジャックといえば、映画原作のモチーフになり、漫画のキャラクターとして登場して、なんとなく知っている人も多いのではないでしょうか。
「探偵」エドワーズによって判明
120年前の犯行が現在の科学によってわかることは、とても凄いことですね。自らを「探偵」だと名乗る、
は14年間も切り裂きジャックについて追ってきました。今度出版する本で、様々な真相を明かすそうです。2007年には切り裂きジャックに関連していたショールが競売にかけられていたのを購入するんですね。
ショールをDNA鑑定
ショールには切り裂きジャックと思われる、血液が付着していました。それをDNA鑑定して、切り裂きジャックの正体をつきとめたそうです。
切り裂きジャック「売春婦」殺害
切り裂きジャックとは1888年8月31日から約二が月の間に、ロンドンの売春婦を5人もバラバラに殺害した犯人です。事件は迷宮入りしてしまいます。
署名の入った犯行予告などを警察に送りつけるなど、当時のロンドンを震え上がらせました。
神経症患者なのではないか、王室関係者なのではないか、などなどこれまで沢山の議論がなされてきましたけど、一世紀もたった現在でもその犯人は闇の中でした。
切り裂きジャックの異名
切り裂きジャックの異名は、殺害された売春婦たちが、メスのようなもので喉をかき切られており、そのうえ内臓をだされるなどの凶悪な殺害方法からつけられています。
様々な憶測
切り裂きジャックは医者なのではないか、そんな憶測が相次ぎました。しかし、被害者が全て女性であることから、切り裂きジャックは女性なのではないか、そんな憶測もされていました。
当時、拘留までされていた・・・
アーロン・コミンスキーは目撃証言もあり、切り裂きジャックの犯人なのではないかとされて、拘留されていたのですけど、釈放されているのですね。逮捕された当時、アーロン・コミンスキーは精神錯乱状態でした。
ですから、送られた手紙とは「別人」なのではないか、そんな扱いをされたんですね。
科学の進歩
「切り裂きジャック」の犯人は判明したのですが、殺された人たちが戻ってくるわけではありません。
科学の力が進歩しているので、こういった過去の犯罪も判明している部分があるのが大変驚きですね。