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水草水槽の画像

綺麗に水草が整えられている綺麗な水草水槽を見て、これから水草の育成を始めてみたいと思う方も多くいるかと思います。
この記事ではネイチャーアクアリウムの始め方を説明したいと思います。

何を用意すればいいのかわからない…

一番最初は何をどうすればいいのか全く分かりませんよね。水草水槽を始めるためには必要なものがいくつかあります。
水草水槽を始めるために必要な代表的なものを紹介します。

  • 水槽
  • 底床(底砂)
  • ライト(照明)
  • 水草
  • 魚(パイロットフィッシュ)

さらに、しっかりと水草を育てる場合には器具が必要になります。

  • CO2添加のための器具
  • ろ過装置
  • ピンセット
  • はさみ
  • 肥料

まず最初に絶対に必要なものから、それぞれ順を追って説明したいと思います。

水草水槽を始めるのに最低限必要なものとは?

水草水槽を始めるのには最低限以下のものが必要です。予算は大体最も安く済ませたとしても1万円位は見ておいてください。
また、最初だからと言って出費をケチると後で買いなおさないといけなくなる場合があります。
特に値段によってものの質が大きく変わるため、それも踏まえてご説明します。

水槽

水槽に関してはどんな水槽でも構いませんが、ネイチャーアクアリウムを続けていると必ず、「もっと透明度の高い綺麗な水槽が欲しい」と思うようになります。
水槽なんてどれも違いはないんじゃないか?と思ったら大間違いです。水槽によってガラスの透明度が全然違ってきます。安いものほどガラスが薄い青色だったり、薄い緑色だったりと見た目に大きく差が生じてきます。

ADA

最もオススメの水槽は「ADA(アクアデザインアマノ)」というブランドの水槽です。ガラスの透明度がとても高く、水槽を正面から見ると、すぐそこに水の中の世界があるような錯覚さえ受けるほどです。さらに、水槽のガラスとガラスを接着するために使われている「シリコン」が丁寧に隠されているため、時間が経過しても水槽のふちの部分にシリコンがはみ出してきたり、白く変色したりコケがシリコンについて見栄えが悪くなることも少ないです。
やはりその分お値段はやはり張りますし、ADAはインターネットでの水槽販売を全面禁止しているため、ネット上や通販で買うことができません。ADA契約店に直接行くか、電話をして送ってもらうしかありません。
ADA以外の水槽であれば、コトブキのレグラスなども割と質がいいと言われています。

さらに、水槽の大きさも大切です。大きければ大きいほど水質が安定しやすいため、管理が楽になります。
最初でも60cm水槽を用意した方がいいでしょう。もし場所と資金に余裕があれば90cmの購入を検討するべきです。

底床

ソイル

底床とは、水槽の底に敷く砂や石のことです。水草水槽に最も向いているのはソイルと言われています。
ソイルは砂を焼き固めたもので、直径0.2~0.4cmほどの粒の形をしています。ガーデニングに使う「赤玉土」と同じようなものだと思ってください。
なぜソイルが向いているのかと言うと、ソイルはPHが酸性に調整されています。なので酸性の水質を好む多くの水草との相性がいいのです。
さらに、水質がアルカリ性に傾くことでコケが発生しやすくなるため、水質を弱酸性~酸性くらいに保つことは水草飼育において最も大切なことと言えるでしょう。

また、ベテランになると、田砂や大磯砂をあえて使う場合もありますが、難易度が高いため初心者にはオススメできません。
ソイルは時間が経つとソイルの粒が崩れてくるため、定期的に水槽をリセットするか、部分的にソイルを取り換える必要があります。田砂や大磯砂を使うことでこの問題を解消することができます。

ライト(照明)

植物は太陽光のエネルギーと二酸化炭素を使って光合成をします。光合成によって作られた養分は植物が成長するために使われます。これは水草においても全く同じです。
ただし、室内の水槽に太陽光を取り入れるのは物理的に難しいことと、窓際などに置いて太陽光を取り入れると苔などが大量発生してしまうため、光合成に使われる太陽光エネルギーは水槽用のライト(照明器具)を使って代用することになります。
蛍光灯のものやLEDのものがありますが、LEDのものを選んだ方が長持ちするため交換の追加費用が掛からないうえ、電気代も安く済みます。LEDの照明器具を選ぶことを強くおススメします。

水草

水草にはたくさん種類があります。これは好みで選んでいいでしょう。知識としてどのような種類があるかだけご説明します。

種類

  1. 前景草
  2. 背丈が低く、水槽の前面を彩ってくれる水草になります。青々とした芝生のような水草の絨毯などはこの前景草で作ります。

  3. 中景草
  4. 水槽の中ごろから後面にかけてを彩ってくれる水草です。アクセントとして主張させてもいいかもしれません。

  5. 後景草
  6. 背丈が高く、水槽の後面を彩ってくれる水草です。後景草は、しっかり枝分かれさせて長く伸ばして茂みのような状態を作れるとベストです。ADAが主催する世界水草レイアウトコンテストでは後景草で水槽のふちをしっかり隠すことが高ポイントの秘訣です。

  7. 浮草
  8. 水面に浮かぶ水草になります。ただし、浮草を浮かべると影ができてしまい、底面までライトの光が届かなくなってしまうため、水草レイアウトではあまり使われることはありません。

魚(パイロットフィッシュ)

パイロットフィッシュ

水草は綺麗に澄み切った水では思うように成長してくれません。魚が出すアンモニアや二酸化炭素などが適度に必要なのです。
このパイロットフィッシュというのは水槽立ち上げ初期のころの舵取りをしてくれる魚という意味です。水質の変化などにも耐えられるようにアカヒレやメダカなど丈夫な魚を使う場合が多いです。
また、入れすぎは水質悪化につながり、苔などが生えてしまうため、数匹にとどめておくのがベターです。

以上が最低限必要なものになります。水槽やライトの質にこだわると出費はかさんでしまいますが、できるだけいいものを買っておいた方が後で買いなおさなくて済むので、最初からこだわっておくことを強くオススメします。
その他用意しておきたい器具やレイアウト、水草の植え方、育て方などに関しては別の記事でご紹介します。