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【本屋大賞】この賞を獲得すると云うのがどういう意味でしょう。世間で一番売れる可能性を秘めているということです。その賞に和田竜さん執筆の「村上海賊の娘」が選ばれました。

村上海賊の娘の画像

村上海賊の娘

発行当時から世間をにぎわせ、村上海賊というワードをネットで調べた方も多いのではないでしょうか。海賊王、そう呼ばれた父を持つ娘の物語は、他者を圧巻して堂々受賞しました。

番組制作会社で働き、業界紙の世界でも経験を積んだ和田竜、制作期間が数年もかかった今回の作品の出来栄えは最高とのこと。

「のぼうの城」で一躍流行作家に上りつめた和田竜の世界観はどこまで進化を果たすのか。8日の夜に東京都内での受賞発表、ニッコリと笑顔を向けてカメラのフィルムにおさまった和田竜、まだ11回目と歴史の浅い本屋大賞ですが、世間への影響力は計り知れません。

2013年百田尚樹氏が「海賊と呼ばれた男」で本屋大賞を受賞し、一躍時の人となりました。漫画「ワンピース」や今回の「村上海賊の娘」「海賊と呼ばれた男」世間は海賊ブームなのかもしれませんね、あと忘れてはいけないのは「平清盛」です。

海堂尊、本屋大賞を批判!?

「チームバチスタの栄光」の著者、海堂尊氏が本屋大賞を痛烈批判、本屋大賞のシステム自体に問題があると、ネットで発表しました。本屋大賞にノミネートされなかった本そのものの価値が低下してしまうとして、本屋大賞のありかたに抗議しました。

確かに本屋大賞の本には皆手を伸ばしますが、その他の作品に対する購買意欲は低下するかもしれませんね。おっしゃりたいことはとても良くわかります。素晴らしい作品が埋もれてしまうことにもつながりかねません。

有川浩「県庁おもてなし課」辞退しました

今回の本屋大賞で話題に上がったのが、有川浩氏の辞退でした。どうやら有川浩著作「県庁おもてなし課」の中に有川浩氏の家族のことについて、批評ともとらえられる記述があったとのこと、家族を中傷されることを避けたい、この思いから今回の受賞の最終候補にノミネートされていたが辞退したとのことです。

読書をとおして得られるもの

様々な思いが交差するなか、受賞作は「村上海賊の娘」に決まりました。本屋大賞文庫フェアを開催、本屋大賞ノミネート作品を購入すると、東日本大震災の寄付金になり、被災地の小学生が図書券をもらえることになっています。

読書は人生を潤すものです。読書体験をすることにより、生きる知恵を与えられることがあります。人の思いは様々な形で交差して、商業主義におちいることもあります。しかし、読書で得られる経験は人生の生きる糧になるということを忘れてはいけませんね。