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佐野実

TOKIOの「ガチンコ!」ラーメン道で一躍有名になった佐野実が亡くなったことが分かりました。享年63歳。
亡くなるにはあまりにも早すぎます。この佐野さんはもともと弟子や客の態度にとても厳しいことで有名でしたが、ガチンコ!でその噂は白日の下にさらされるものとなりました。
ラーメン道が放映される前の佐野さんの予告がそもそも怖かったのです。ラーメン道の前20分に放映されてた元ミドル級世界チャンピオン竹原慎二率いるボクシング道がこわもて揃いで・・・。竹原さんがシャドウをきって、「お前らボクシングなめんなよ!」と、にらみを利かせた直後、佐野実がカメラアングルも自由自在に右から!左から!斜め前から!睨み付けるんです。
佐野さんのビジュアルを知らなかった人は新しいボクシングのトレーナーが来た、と思ってもおかしくないほどのド迫力でした。そして佐野さんはうなり飛ばします。「お前ら!ラーメンなめんなよ!」と。そこでやっと視聴者は「ラ・・・ラーメン??」と腰が抜けラーメン道の第一回目を見ているのだ、もう始まっているんだ、と気づくわけです。
でも腰が抜けた(そしてウケた)のは一瞬で、佐野さんによってラーメンの定義とは、に始まり講義が始まるのです。選び抜かれた参加生徒5~6名はこぞって自分流のオリジナルラーメンを試作しては佐野さんに「マズイ!」「味がしない!」「塩でごまかすな!」などなどぶったぎられます。参加生徒もラーメン屋の店員で自分の店を開きたいという人から元ホスト現無職など、もう様々な業種の人たちです。
佐野さんに怒鳴られて、カーッとなって逆ギレして佐野さんにかみつき「ラーメン道をおりろ!」と叱られ我に返る人も。佐野さんに土下座して講義を続けて受けることを許可されるなどそりゃあもう様々なドラマがラーメン道にはつまっていました。最後優勝してラーメン店を持たせてもらえることになった人がうれし泣きした時、鬼のように厳しかった佐野さんの目にも光るモノが・・・そして優しく微笑んでいました。根は優しいお方なのですね。

どうなる?佐野実経営の支那そば屋の行く手!?

鶏ガラの淡麗系スープに国産小麦粉使用の滑らかな細麺、食べてるとき「美味しいね」など客がちょっとでもしゃべろうもんなら「黙れ!ラーメンに集中しろ!」と怒鳴ってくれる佐野さんはもういません。偉大なるラーメン王・佐野実さん、さようなら。天国から私たちのラーメンを食べる姿を見守って、叱ってください。