
「亜書」と呼ばれる宗教本が発売されていたことで話題になっています。しかもその価格が64800円というかなりのお値段で、どうやらアマゾンで販売されていたようですね。
国立の図書館に78巻納品したそうで、そのことについてネットでも論争が繰り広げられています。
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亜書と呼ばれる本が国立図書館に納品
なんとも亜書と呼ばれるものは、ギリシャ文学を適当に書き直したような本らしく、かなり意味不明の内容だそうです。
アマゾンで電子出版をして、書店で流通しているようにみせて、国立図書館に納品してお金儲けをしていたそうです。
総額136万円を得ていたそうで、その真相について調査したいと思います。
64800円の亜書の内容とは?
実際のところ亜書と呼ばれるものは、アマゾンでしか流通しておらず、一冊64800円はかなり破格の値段ですね。
ページ数は480ページあるそうで、ハードカバーになっていたそうです。
作者はひらめきで、亜書という名をつけたそうで、作者名はアレクサンドル・ミャスコフスキーだそうで、この人物も架空の人物だそうです。
作者が適当につけた作者名と本の名前
作者自身もひらめきでこういった名前を考えたと認めており、会社名の亜書刊行舎は存在しないそうです。
出版社の名前はりすの書房になっており、国立の図書館などでは、納品した書籍の一部のお金を作者に渡すことになっているそうです。
ネットでもそのことについて炎上が繰り返されており、カルト宗教の本なのでは、などといった論争がされていました。
国立図書館に納品、その裏側の事情とは
日本国内での流通を目的にした本は、納品対象になるそうで、納品されるとそのデータなどは管理システムの方に蓄積されるそうです。
この亜書の作者はそのことで今回136万円の利益を得ることになりました。すでにアマゾンでは発売を停止しており、入手することは困難になっています。
このような詐欺が発生して残念ですね
このような詐欺まがいの行為がおこなわれるのは非常に残念ですね。図書館に納品すると、50パーセントが作者のものになることを知った人も多かったでしょう。
ネットなどでこういった情報は拡散されますから、注意しないといけませんね。