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熱帯魚をはじめたいけど、どうしたらいいかわからないという人も多いかと思います。海水水槽は大変難しいために最初は淡水水槽から始めるといいでしょう。淡水とは海ではなく塩分の含まれない川の水に生息している魚なので、海水に比べて飼育が簡単です。熱帯魚飼育には色々な器具が必要ですが、最低限必要なものを説明していきたいと思います。

熱帯魚飼育に最低限必要な器具

  • 水槽
  • ヒーター
  • ろ過器具

この3つがあればとりあえずは飼育が可能です。

水槽の種類

まずは水槽から説明をしていきます。
水槽には色々なサイズがありますが、基本的にはどんなサイズがあるかは決まっています。
水槽サイズの表記は「横×縦×高さ」が一般的な表記となります。横幅が「30、60、90、120、150、180cm」というように、30cm刻みのものが基本です。
昔は30cmを1尺、60cmを2尺などと言いましたが、今はあまりそのような表現はせず、「30cm水槽、60cm水槽」というような呼び方をします。小さいものだと「20cm、25cm、45cm」などもポピュラーです。水槽の奥行や高さは割とばらばらですが、奥行と高さが変わると中に入っている水の量も変わるので覚えておきましょう。
ポピュラーな四角い水槽の他にも丸い形のドーム型、コーナーが丸まっているラウンド型や、しずくのような形のオーバル型、デスクに置けるようなものから3段重ねになっている水槽など種類はいくらでもあります。あなたの気に入った形の水槽を選べば長く愛着を持って楽しむことができるかと思います。

水槽の選び方

初心者には最初どんなサイズを選べばいいのかわからなくなってしまいますね?
最初の水槽の選び方のオススメとしては、できるだけ大きめのものを選んだ方が管理が楽ちんです。なぜなら、水の量が多いほど、水質が安定しやすいからです。中に10Lしか水が入っていない水槽と100L水が入っている水槽では、中の熱帯魚が同じだけ水を汚したとしても、100L水槽のほうが汚れた水による中の魚への害が10倍くらいやわらぐと考えるとわかりやすいでしょう。
水槽の中にどれくらい水が入るかというのは簡単に計算できます。「10×10×10cm=1L」なので、もし30×20×25cmの水槽であれば3×2×2.5=15となり最大で15L入ることになります。

場所が許すのであれば60cm水槽、場所がなければ最低でも30cm水槽を用意すれば、最初の飼育を楽にすることができます。

ヒーター

熱帯魚はその名の通り熱帯や温帯に住んでいるものが大半です。熱帯魚の種類によっても異なりますが、基本的には20度~30度の水温を保つことが必要になります。そのために飼育水を温めるヒーターが必要になります。
ヒーターは水槽の水量によって強さを選ぶ必要があります。水の量が増えるとその分適温に保つためにはワット数の強いヒーターが必要です。目安としては以下のようになります。

  • ~30cm水槽 50w
  • ~45cm水槽 100w
  • ~60cm水槽 150w
  • ~60×45cm水槽 200W
  • 90cm水槽~ 400w
  • 120cm水槽~ 500w

さらに、適温を保つためには「サーモスタット」が必須になります。サーモスタットとは水温を計って、ヒーターを作動させたり切ったりするために必要な装置で、サーモスタットがないといくらでも水は温まってしまい、熱帯魚に適した温度を超えてしまいます。初心者はサーモスタットが最初から内蔵されているヒーターを選ぶといいでしょう。
電源が入った状態でヒーターを水から出すと、温めるものがないため、火災防止の安全装置が働いて自動的に止まるようになっているものがほとんどです。一度安全装置が働いてしまうと使えなくなってしまうものもあるため、長く使うために安全装置が働いても再度使用可能のものを選ぶ方が賢明です。

ヒーターの選び方

全ての条件を満たしているヒーターを以下にまとめてみました。


初心者はこの中から自分の水槽の水量と照らし合わせて値段を見て安めのものを買うと失敗しません。参考にしてみてください。

ろ過器具

熱帯魚を飼っていると、餌の残りや魚の排泄物でどんどん水が汚れていきます。水が汚れるということは魚にとっては適した環境ではありません。水が汚れにくくするためにろ過器具を使います。
ろ過器具の選び方はとても難しく、玄人でも正解というものがわかりません。飼いたい魚の種類によっても変える必要があるため初心者にとっては何を選べばいいのか本当に迷ってしまうと思います。ろ過に関してはとても奥が深いため、別の章でくわしく説明します。

淡水水槽ではどのようなろ過があるかを簡単にあげると

  • 上部ろ過
  • 底面ろ過
  • 物理ろ過
  • 壁掛けろ過
  • 外部ろ過
  • オーバーフロー

などが一般的です。
それぞれの用途を簡単に説明しますと

  • 上部ろ過
  • 物理的なろ過とバクテリアを使った生物ろ過が同時にできる。

  • 底面ろ過
  • 底床全体をろ過に使用できるため、生物ろ過に優れている。

  • 物理ろ過
  • 残り餌や魚の排泄物などをこしとるろ過。

  • 壁掛けろ過
  • 物理的なろ過とバクテリアを使った生物ろ過が同時にできる。水槽の壁にかけるだけなので取り付けや手入れが簡単。

  • 外部ろ過
  • 水槽の外でろ過を行うため、水槽内がすっきりする。生物ろ過に優れている。

  • オーバーフロー
  • ろ過だけのために別の水槽を用意。オーバーフロー水槽内でろ過を行う。

ある程度理解が深まった人に関しては私は底面ろ過をオススメしていますが、初心者から始める場合は上部ろ過を選ぶべきです。

結局なにを選べばいいのかわからない…

最初はいくつかの器具がセットになったものを買うというのも手です。セットになっている水槽を買うメリットとしては、別々に分けて買うよりも安上がりで済むことが多いです。デメリットとしては、いらない器具がついてくる場合もあるということ。それを考慮しても私はメリットの方が多いような気がします。

セット水槽

  • 水槽と外部ろ過器がセットになっているもの。
  • エーハイムの外部ろ過器が魅力!

    性能の高いエーハイムの外部ろ過器がセットになっているため、ろ過器を買いなおす必要がありません。あとは、ヒーターを買えばとりあえず必要なものはそろいます。最初にこれくらいの投資をしておくと後々後悔することがないでしょう。ろ過が優れていると手入れが楽になるので、途中であきらめてしまうということが少なくなります。
  • 6点セットになっているもの。
  • 0から始めるのにうってつけ!

    とりあえずの飼育に必要なものを安くそろえることができます。あとは、ヒーターを買えばおおむね必要なものはそろいます。ただし、本格的にやる場合は付属の壁掛けろ過ではいずれ不足を感じることになるかと思うので、ろ過器を個別で買いなおす必要性が出てくる場合があります。また、ライトが付属していないため、ライトも必要になってきます。
  • 全てがそろうもの
  • 水槽を綺麗に映す!ライトもついている!

    これは1万円以下で全て必要なものがそろうのでオススメです。とりあえず必要なものの他に、後でそろえなくてはいけない水槽を照らすためのライトもついています。熱帯魚飼育をすぐに始められるのが魅力です。あとは中に入れる熱帯魚を選んで買うだけですね。

    その他必要な器具とは?

    とりあえず最低限必要なものを説明しましたが、欲を言えばさらに必要な器具がいくつかあります。このことについては次章で説明したいと思います。